氏名 所属 家族構成 |
藤澤泰子 浜松医科大学小児科学教室 主人(44歳 呼吸器内科医師) 長男(13歳 中学1年生) 次男(9歳 小学3年生) 三男(6歳 年長) |
①プロフィール(一部省略)
平成9年 | 浜松医科大学医学部卒業、浜松医科大学小児科学教室入局 |
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平成9年 | 浜松医科大学医学部附属病院小児科研修医として勤務 |
平成11年 | 聖隷沼津病院 小児科医師(常勤)として勤務 |
平成13年 | 浜松医科大学大学院医学系研究科入学 |
平成17年1月 | 第1子出産 |
平成17年3月 | 大学院卒業 医学博士号取得 |
平成17年4月 | 浜松医科大学医学部附属病院 医員(常勤)として勤務 |
平成19年4月 |
渡米 カリフォルニア大学デービス校 博士研究員 (主人も博士研究員として、違うラボに所属) |
平成20年5月 | 第2子出産 8月に産休より復帰 |
平成21年3月 |
帰国 同年4月より、浜松医科大学医学部附属病院 医員(常勤)として勤務 |
平成23年5月 | 第3子出産 7月に産休より復帰(医員) |
平成25年 | 浜松医科大学医学部附属病院 助教 |
平成27年〜現在 | 浜松医科大学医学部附属病院 講師 |
②平均的な一日
時 間 | スケジュール |
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5時15分起床 | お弁当作り 家事 |
5時50分〜 | 長男、次男、順に起床。朝食 |
6時15分 | 三男、主人 起床。朝食、長男、次男と学校へ。 |
7時30分 |
出勤 三男を医大保育所へ。職場ではカルテチェックなど。 病棟業務、外来、研究、講義、実習の指導など。 |
8時30分〜 | 合間に、帰宅し、家事など。学童保育へのお迎え |
時間未定 | 保育園終了に合わせて、帰宅。三男をお迎えにいって帰宅 |
18時30分 |
こどもの勉強をみたり、お稽古事の練習をさせたり。 塾の送迎やお稽古事の送迎など。 夕食は、こどもたちのスケジュールがばらばらなので、ばらばらな日も多い。 次男、三男 就寝 |
〜21時 |
メールの処理、書類の処理、論文、学会発表など、仕事をしながら、家事(といっても乾燥機と食洗機がフル稼働ですけど) 長男 就寝 (塾などでいろいろです) 主人帰宅、いっしょに食事 |
22時 | 就寝 |
③仕事と家庭の両立について苦労していることや工夫していること
すでに13年間、子育てしながらの仕事ですので、苦労というか習慣になっているところもあります。ただ、圧倒的な量の家事をこなしながら、仕事をしていくことは確かに大変ではあります。 工夫していること。いくつか箇条書きであげると、 1. 期限の2週間前に仕上げる。急なこどもの病気などで、予定が狂います。早めにやるしかないです。 2. アウトソーシングを躊躇しない。こどもの教育は重要です。仕事があるからといって、諦めず、ファミリーサポート、子育てタクシー、などフルにつかっています。長くお世話になっているベビーシッター会社もあり、急なときなど本当に助けてもらっています。主人も職業人として活躍する年代ですので、「イクメン」は気持ちだけでもいいかな、と思っています。 |
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④将来の抱負など、今後の目標など
長期的な目標を立てないことが、実は両立の「コツ」でもあるので、現時点では明確な抱負はありません。いくつか仕事上で狙っていることや実現したいことがあるので、諦めず頑張りたいです。でも、1週間に1度は弱音を吐きたくなります。 |
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⑤後輩へメッセージ
好きな道にすすみましょう。「楽な」「両立可能な」という点で選んだ道は、好きでなかったら、続けられません。ぶれない軸で、やりたいことをやってみてください。子育ては時間がかかり、マニュアルもなく、苦労もありますが、月並みですが、得られることは計り知れません。誰かにお願いすること、お断りすることを、マイナスと思わずに。軸がある仕事を続けることが大切。まわりの人や家族(旦那さんやこどもたち)に感謝を。これ結構難しいときありますけどね。 |
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