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お名前 診療科 卒業大学 免許取得年 現在の勤務先 勤務形態 家族構成 趣味 座右の銘  | 
M.M 頭頚部・耳鼻いんこう科 長崎大学 平成20年 静岡県立総合病院 常勤 父母、長男(小学3年生) 家庭菜園 徳においては純真に 義務においては堅実に  | 
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①ご自身の仕事について教えてください。
 
 中耳手術、人工内耳医療などに興味を持ち耳鼻咽喉科医を志しました。耳鼻咽喉科・頭頚部外科は、新生児聴覚スクリーニングの0歳児から小児難聴への関わりが始まり、幼小児期の中耳炎、睡眠時無呼吸症候群の扁桃摘出術や、急性咽喉頭炎、副鼻腔炎、甲状腺・唾液腺疾患などをはじめ、頭頚部腫瘍(手術、放射線化学療法、緩和ケア)、めまい、嚥下障害など関わる分野、年齢層などが非常に幅広い科です。700床余りを有する静岡県立総合病院で専門研修指導医として働いており、総合病院のためあらゆる分野の患者さんが来院されます。耳鼻科は現在常勤が8名おり、全ての平日に全身麻酔での手術が可能で局所麻酔手術を含め年間1000-1200件程度の手術を施行しています。手術手技を磨くためには常に研鑽が必要で、術前の情報収集や手術計画、術後の病棟管理、記録など、院内で過ごす時間も多くなります。また、夕方や休日の勉強会などへの参加も必要になりますが、コロナ禍でWeb参加可能な研修会が増えたことは、とてもありがたい状況です。  | 
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②平均的な一日
| 時 間 | スケジュール | 
|---|---|
| 5時30分 | 起床、洗濯、朝の支度、金曜日はお弁当作り | 
| 7時00分 | 朝食 | 
| 7時45分 | 息子のお見送り、出勤 | 
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8時30分〜 18時00分  | 
勤務 | 
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18時30分〜 19時30分  | 
夕食 | 
| 18時30分頃 | 息子は塾から帰宅(送迎バス) | 
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20時00分〜 21時00分  | 
片付け、翌日の支度、入浴 | 
| 21時30分 | 寝かしつけ、就寝 | 
| 夜間、明け方 | 必要な時期は発表準備、論文作成などの自己研鑽 | 
 
 月、火、水はなるべく早く帰宅し、息子と関わる時間を保ちます。木曜、金曜日は手術担当日のため、時間を要することも多く時間外が長くなってしまうことを覚悟し、仕事に理解があり協力的な私の父母に息子の食事等の対応をお願いしています。 毎月平日1-2回、土日1回程度のオンコールがあり、病棟当番、急患対応をします。 目まぐるしい日々の生活の中で、子どもの学校等の書類整理や、諸々の資料整理・記録のためにEvernoteを愛用しています。キーワード検索が可能なので、後から探すのも楽で重宝しています。  | 
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③復帰パターンについて(育休取得後の働き方、家庭・仕事のやりくり等)
 
静岡県立総合病院(shizuoka-pho.jp)より引用 時間外にかかるカンファレンスなどは、最初は保育所の時間内の19時までのみ参加していましたが、小学校になり自分で自宅に帰れるようになった現在は終了まで参加しています。息子は学校のあとは、週3回ほど学校近くの習い事に自力で行ってもらい、帰宅時間を遅らせています。  | 
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④ONとOFFの切り替えについて(OFFの過ごし方等)
 
 休日は息子の習い事の送迎をし、習い事の時間内に買い物をするなど気分転換します。見学が可能な際には息子の成長がみられる良い機会となります。習い事以外の時間では、一緒に食事を作ったり、公園に遊びに行くなど、息子と過ごす時間を大切にしています。野球やドッジボール、テニス、相撲など、様々な競技を通して息子と勝負していることが多いです。休日に息子の満面の笑みを見られると、とても気分がリフレッシュされるため、たくさん笑い合えるように過ごしています。  | 
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⑤仕事のやりがいについて(自分が大切にしていること等)
 
 幼小児の患者が多いという科の特性もあり、自分も子育てを経験していることで患児やご両親、ご家族との関わり方に柔軟性をもてていると感じます。幼少期には急な発熱などでお休みをいただくこともありましたが、理解のある上司や温かい後輩たち恵まれたくさん助けていただき、仕事への復帰を後押ししていただきました。良い環境で働かせてもらえていることにとても感謝しています。  | 
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 中耳手術、人工内耳医療などに興味を持ち耳鼻咽喉科医を志しました。
 月、火、水はなるべく早く帰宅し、息子と関わる時間を保ちます。
 休日は息子の習い事の送迎をし、習い事の時間内に買い物をするなど気分転換します。
 幼小児の患者が多いという科の特性もあり、自分も子育てを経験していることで患児やご両親、ご家族との関わり方に柔軟性をもてていると感じます。